長くセンターに居た成猫を、家族に迎えてくださる方がいて、このところセンターの猫舎は閑散としています。本当にありがたいことです。

でも、例年春めいてくると、また子猫のラッシュがくるのではないかと、気が気ではありません。

平成29年度に福岡県域(福岡市・北九州市以外)で、保健所等に引き取られた猫のうち殺処分となった数は1342匹、そのうち生後91日未満の子猫は1032匹で約8割を占めています(殺処分数は環境省統計による)。全体的には少しずつ減ってきてはいるものの、まだまだ多くの子猫たちが救いきれない状況です。

福岡県では、地域猫に認定されれば、手術費用も全額助成されます。地域猫活動とは、飼い主のいない猫の過剰繁殖やトラブル防止のため、地域住民が地域合意のもとに不妊去勢手術や糞の始末を行い、猫を適正に管理する活動です。(詳しくは始めてみませんか!地域猫活動」)

また、各市町村や(公社)福岡県獣医師会や(公財)日本動物愛護協会、(公社)日本動物福祉協会、どうぶつ基金等で、飼い主のいない猫の手術助成金がでるところもあります。申し込み方法や申し込み時期・条件も様々ですが、予算が無くなり次第終了という所も多いので、新年度が始まる前に、早めに情報収集をされてはいかがでしょうか。

妊娠してしまう前に、

産まれてしまう前に、

かわいそうな猫を増やす前に、

かわいい猫ちゃんのために、

不妊去勢手術をお願いします!!

猫の写真
子猫の写真