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ロゴ:公益財団法人 福岡県動物愛護センター

ペットと気持ちよく暮らす

野良猫の世話をされている方へ

猫が段ボールの中で泣いているイラスト

飼い主から捨てられたり、不適切な飼育が原因で屋外にいる猫やその子孫が、野良猫として生息しています。この猫たちを「かわいそう」と思い世話をされていることと思います。

しかし、むやみなエサやりは不幸な猫を増やすことにつながり、「近隣トラブル」や「苦情」に発展します。野良猫たちをワルモノにしない為にできることがあります。

自分が家の中で飼う

野良猫は、常に飢え、病気、交通事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。猫に必要なものは、病気や危険なことから守られる家で、飼い主さんから寿命が尽きるまで愛情をもって世話をしてもらえることです。安全な室内で飼ってあげてください。

新しい飼い主を探す

猫がクッションの上で寝ているイラスト

もし、ご自分の家で飼えない場合は、責任を持って大切に飼ってくれる飼い主を探してあげてください。

猫には安心できるお家が必要です。中途半端にエサだけを与える行為は、「かわいそう」な猫たちを増やすだけです。

増えないように不妊去勢手術を実施する

たくさんの猫が集まっているイラスト

猫は1年間に2~3回出産し、1度に5匹前後の子猫を産みます。不妊去勢手術をしないと、1年で10~15匹も増えてしまいます。そうなると、とても一人では世話をすることはできません。今より増えないように、世話をしている猫は、必ず不妊去勢手術を実施してください。

むやみにエサを与えない

保護するためや不妊去勢手術を行うためのエサやりは、近隣の迷惑にならないように、自宅の敷地内で行ってください。自宅以外で与える場合は、必ず土地の所有者等の許可を取り、地域の方の理解を得ましょう。
エサは決まった時間に同じ場所で容器に入れて与え、食べ終わったらすぐに片付けましょう。

エサとトイレはセットです

野良猫は様々な場所で排泄します。他人の敷地内での排泄はトラブル・苦情の原因です。猫用トイレを置いて、世話をしている猫が糞をしたら、必ず片付けましょう(糞は可燃ごみとして捨ててください)。

福岡県では、地域猫活動に取り組む市町村(北九州市、福岡市、久留米市を除く)への支援事業を行っています。
詳しくは、こちらのページ(外部リンク)をご覧ください。

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